伝説のどいつまの伝説~失敗編~

岩美に永住したい新米エンジニアのあれやこれやな話。

【どいつまアウトプットチャレンジ】8日目 -AWS Summit TOKYO 2019レポ-

どいつまです。前回の投稿から少し間が空いてしまった…。

本当はこの記事の前にAWS Lambda触ったレポ的なのを上げようと思っていたのですが、書いてる間もなく、AWS Summitがやってきてしまいましたw

 

というわけで、AWS Summit TOKYO 2019行ってきました。

今年は全日です。そしてもちろん、初日は仲良く父と一緒に行きましたw

 

それでは自分が見聞きしたセッションについて、書いていきたいと思います。

そして期間中めっちゃくちゃ思ったのは、クラメソの方々…書いてUpするの早すぎなのではw

dev.classmethod.jp

 

 

Amazon SumerianによるAR/VR/MRアプリケーションの開発

 

■Sumerianについて

従来のXRアプリの開発では

発案 -> 3Dエンジンの準備 -> デバイスSDKの準備 -> プラットフォームの登録 -> プラットフォームSDKの準備 -> 開発 -> ……

のように多くの工程を踏んでいました。

SumerianはXRコンテンツを簡単に開発・配信するために必要なツールや配信基盤を提供してくれるサービスです。

 

■Sumerianの特徴

Webブラウザベースの開発環境

ChromeまたはFirefoxブラウザ上で開発ができます。

 

マルチプラットフォームの利用が可能

デスクトップ / モバイル向けブラウザ、VRヘッドセット、ARプラットフォームなど多岐に渡るプラットフォームに対応しています。

 

③Sumerian Host

Sumerian Hostとは、セリフに併せて口を動かしたりジェスチャーを行うキャラクターのことです。SSML形式でセリフを記述できます。また、Amazon Polly / Amazon Lexを用いてチャットボットろも連携が可能です。

 

AWSサービスとの連携

あらかじめ組み込まれているSDKを使用して、AWSの各種サービスのAPIを利用することができます。

 

 

■Sumerian開発の流れ(超初級)

まずはSumerian開発で使われる用語ですね。

Scene(シーン) : 作成されたコンテンツのことを指します。

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Entity(エンティティ) : 2Dもしくは3Dのオブジェクト

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Asset(アセット) : 利用できる2Dもしくは3Dのデータ、CADのデータを読み込むことも可能

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この3つの用語はよく使います。

Unity使ったことある人ならば馴染みあるかと思います。

 

次に、Sumerianの基本操作についてです。

①空のシーンを作成します。
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②名前をつけます。

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③[エンティティの作成]からエンティティを配置します。

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④今回は[Box]を選択してみましょう。

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⑤作成したシーンを公開します。右上の[公開]をクリックします。

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⑥[パブリックリンクを作成する]をクリックします。

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このように、公開リンクが作成されます。公開を停止したければ、[公開解除]をクリックするだけでプライベートモードになります。

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Summit後、お家に帰ってチュートリアルに従ってやってみたのですが、

1つ落とし穴が。

どうやら、アニメーションなどを使う際には、IAMロールやらAmazon Cognitoの設定が必要らしいですね。

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再生したらシーソーが動くはずなのですが、全然動かず焦りました。

そこが特にUnity開発との大きな違いなのではないでしょうか。

 

ともあれ、使いこなしたら手軽にVRコンテンツ作れるのはとっても嬉しい!

(Cognitoのところが良く分かってないので使いこなせるか現状未知...w)

 

さてさて、今回はここら辺で締めますかね。